2010年3月30日、米フォード?モーターが傘下のボルボ?カーズを中國(guó)の自動(dòng)車メーカー?ジーリー（吉利汽車）に売卻したのは、米國(guó)による「一石三鳥」の策略だったとする記事が、中國(guó)のニュースサイト?環(huán)球網(wǎng)の掲示板に掲載された。以下はその概略。

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米フォードが18億ドルでジーリーにボルボを売卻した。これは歐州連合（EU）の勢(shì)力を弱めようとする米國(guó)の巧妙な策略だ。今回の売卻劇では、米國(guó)、ボルボ社員、ジーリーの李書福（リー?シューフー）會(huì)長(zhǎng)、そして中國(guó)政府のいずれも満面の笑みを浮かべているだろう。だが、その裏で「ドイツ」だけが浮かない顔をしている。

中國(guó)はなぜボルボを欲しがったのか？中國(guó)では役人の公用車といえばベンツかアウディのドイツ車だが、出費(fèi)が大きいので國(guó)産の高級(jí)車で代用したいと考えていた。だが、國(guó)産メーカーの成長(zhǎng)は芳しくない。海外メーカーの買収計(jì)畫も立てたが、売り手がなかなか見つからなかった。そこへ、まさかの世界不況がやって來る。中國(guó)政府はボルボ売卻の知らせに飛び付いた。だが、政府が表立って行動(dòng)することはできない。そこで、李會(huì)長(zhǎng)を代理人に仕立て上げたのだ。

だが、実はフォードはボルボを売卻しなければならないほど経営狀態(tài)は悪くなかった。それなのに、なぜこの時(shí)期に売卻を決めたのか？これは米政府の策略に他ならない。米自動(dòng)車メーカーは日本、ドイツとの競(jìng)爭(zhēng)に負(fù)け、勢(shì)いを失っていた。そこで、米政府は両者を陥れようと策を練ったのだ。まずは、トヨタのリコール問題で日本を打ち負(fù)かすことに成功。殘るはドイツだけとなった。

ドイツをやり込めることは米國(guó)の対EU戦略の重要な一歩。経済が安定しているドイツ以外、米國(guó)が脅威に感じている國(guó)はない。ドイツを潰せばEU全體が瓦解するのは時(shí)間の問題だ。ドイツ経済の柱といえば、自動(dòng)車産業(yè)。まずは、ダイムラーのわいろ問題で攻撃に出た。だが、これはドイツメーカーの名聲に傷を付けるだけで終わってしまった。

そこで、第2弾は「釜底の薪を抽（ぬ）く」作戦だ。ドイツメーカーの最大の得意先である中國(guó)がベンツやアウディを買わなくなったらどうなるか。中國(guó)がボルボを得ることで役人の公用車が全てボルボ車になるとしたら、ドイツにとって大きな痛手となるだろう。そして、米國(guó)の次なるターゲットは経済基盤が脆弱なスペイン、ポルトガルなどの「PIGS4か國(guó)」。全てが成功すれば、ドルの地位はあと50年は安泰だろう。（翻訳?編集/NN）