2010年3月30日、中國の學(xué)生の身體能力や運(yùn)動(dòng)能力が低下し、肥満や近視が増加していることが分かった。中國青年報(bào)が伝えた。

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中國國家國民體質(zhì)監(jiān)測センターによると、2005年に調(diào)査した青少年の身體能力は、10年前の1995年に比べ、柔軟性?瞬発力?筋力?持久力?肺活量のいずれの項(xiàng)目でも低下している。運(yùn)動(dòng)能力に関しては、敏捷性や體力が10年連続、持久能力が20年連続で低下していることが判明した。

また、05年の學(xué)生の肥満率は2000年に比べ50％近く増加し、都市部では男子學(xué)生の4分の1が肥満だという。また、學(xué)生の近視罹患率は、小學(xué)生31％?中學(xué)生58％?高校生76％?大學(xué)生に至っては83％と4人のうち3人以上が近視であるとの結(jié)果だった。

中國人民政治協(xié)商會(huì)議第11期全國委員會(huì)教科文衛(wèi)體委員會(huì)の蔣効愚（ジアン?シャオユー）副主任は、中國人學(xué)生の體力低下は、運(yùn)動(dòng)不足が主因だと主張した。日本青少年研究所が2000年に日米中3か國の中高生を?qū)澫螭诵肖盲空{(diào)査では、課外スポーツ活動(dòng)に參加している中學(xué)生の割合は、中國8％?日本65．4％?米國62．8％、高校生の割合は、中國10．5％?日本34．5％?米國53．3％だった。米國の學(xué)生(小學(xué)5年生?高校生まで)の1週間の平均運(yùn)動(dòng)時(shí)間は12．6時(shí)間で、そのほとんどが課外活動(dòng)によるもの。

先進(jìn)國では近年、スポーツが國民の健康に及ぼす影響について重視している。米國は80?90年に実施した10年計(jì)畫で、10?17歳の青少年の8割が毎日スポーツをするようになった。フランスではスポーツを健康?教育?文化の基本と位置づけ、小學(xué)校ではカリキュラムの3分の1が體育関連の授業(yè)となっている。スウェーデンでは7?20歳の學(xué)生の6割が何らかのスポーツクラブに所屬しており、日本では80年代末までに體育施設(shè)の普及を推進(jìn)、國民500人に1つのスポーツ施設(shè)が割り當(dāng)てられている計(jì)算になる。

蔣副主任はこの問題について、「中國では政府や社會(huì)の関心が不十分」と警鐘を鳴らし、「社會(huì)全體で健康的なライフスタイルの推進(jìn)を提唱するとともに、小中學(xué)生を積極的にスポーツに參加させたり、大自然に觸れさせたりすることが重要である」と指摘している。（翻訳?編集/HA）