2010年3月25日、上海市で第6回「國(guó)際報(bào)道寫(xiě)真コンテスト(國(guó)際新聞撮影比賽/通稱：華賽)」が開(kāi)催された。金融危機(jī)下の就職難にあえぐ大學(xué)生を捉えた寫(xiě)真が、経済?科學(xué)技術(shù)部門で金賞を受賞している。

【その他の寫(xiě)真】

09年2月、湖北省武漢市のある體育館で行われた就職説明會(huì)。前年秋の世界的金融危機(jī)を受け、卒業(yè)後の進(jìn)路探しに必死の大學(xué)生らで會(huì)場(chǎng)はごった返している。壁でエントリーシートを記入する學(xué)生や、疲れてうずくまる學(xué)生の姿が見(jiàn)られた。中には、學(xué)生の母親が血まなこになってブースを巡る姿も。來(lái)場(chǎng)者5萬(wàn)人のうち、希望の募集職位にたどりつき、面接に進(jìn)んだのはわずか3000人だったという。

今年2月、中國(guó)人力資源?社會(huì)保障部の最新発表では、今年の大學(xué)新卒者は約630萬(wàn)人。その卒業(yè)時(shí)點(diǎn)（中國(guó)では7月）での就職率を70％前後にしたいとの目標(biāo)を掲げているが、ポスト金融危機(jī)の就職狀況は依然、深刻だ。多くの企業(yè)は経験のある即戦力を求めている。上海市の學(xué)生就職支援企業(yè)が3月に発表した調(diào)査結(jié)果では、6割超の學(xué)生が「とりあえず就職先を見(jiàn)つけてから希望の職種を探す」と、現(xiàn)実的な回答をしている。(翻訳?編集/愛(ài)玉)