2010年4月2日、中國(guó)の葬儀関連消費(fèi)額が年間200億元（約2700億円）規(guī)模であることが分かった。財(cái)新網(wǎng)が伝えた。

【その他の寫(xiě)真】

3月31日、中國(guó)民政部殯葬研究所と社會(huì)科學(xué)文獻(xiàn)出版社が共同で編纂した中國(guó)初の葬儀狀況についての報(bào)告書(shū)「殯葬緑書(shū)」の報(bào)告會(huì)が北京市で開(kāi)催された。それによると、08年の中國(guó)の死亡者數(shù)は934萬(wàn)8000人で、1體當(dāng)たりの葬儀?埋葬費(fèi)を2000元（約2萬(wàn)7000円）とすると、年間約200億元が消費(fèi)された計(jì)算になるという。

また、業(yè)界の不透明性や暴利體質(zhì)も指摘された。同業(yè)界は03年以降連続で「中國(guó)10大暴利業(yè)界」にランキングされており、あるメディアは「葬儀業(yè)界の利益率は不動(dòng)産業(yè)界を遙かにしのぎ、利益は最高でコストの10?20倍になっている」と伝えている。

報(bào)告書(shū)は葬儀業(yè)界の問(wèn)題として、「獨(dú)占経営」「高い費(fèi)用」「サービスの低下」などを指摘。その原因として、「葬儀機(jī)構(gòu)は多くが各地區(qū)政府によって設(shè)立?管理されているにもかかわらず、施設(shè)と投資が不足している」「公的な墓地の亂立」「市場(chǎng)の混亂」などを挙げている。

また、民生部管理幹部學(xué)院の楊根來(lái)（ヤン?ゲンライ）教授は、大部分の地域では葬儀業(yè)界の管理、取り締まり、経営が一體になっており、これが「獨(dú)占」「暴利」の最大の根源であると指摘、「解決するためには、政府機(jī)能と葬儀事業(yè)、政府と企業(yè)を分離し、政府部門(mén)が獨(dú)立して管理?監(jiān)督する必要がある」と主張した。（翻訳?編集/HA）