チベット族（蔵族、プー族）

◆人口／　

【その他の寫真】

人口は５４１萬６０２１人。

◆地域／　

主にチベット自治區(qū)、および青海省の海北、黃南、海南、果洛、玉樹などいくつかのチベット族自治州と海西モンゴル族チベット族自治州、甘粛省の甘南チベット族自治州と天祝チベット族自治県、四川省の阿ハ?甘孜自治州、及び木里チベット族自治県、雲(yún)南省の迪慶チベット族自治州に集まり住んでいる。

◆言語／　

チベット語を使用する。チベット語は漢語?チベット語系のチベット?ミャンマー語族チベット語分支として分類されている。ウーツァン （衛(wèi)蔵）、カム(康)、アムド(安多) の3種の主要な方言がある。チベット文字は西暦紀(jì)元７世紀(jì)頃にサンスクリットの字體を參照してつくられた、左から右へ橫書きされる表音文字である。

◆宗教／　

チベット族の人々のほとんどはラマ教を信仰している。

◆歴史／

チベット族の祖先は大昔からヤルンズァンボ河中流一帯で生活し、子孫を増やしてきた?？脊艑W(xué)調(diào)査によって、舊石器時(shí)代、新石器時(shí)代及び金石時(shí)代の古代文化遺跡が発見されている。西暦６世紀(jì)、チベット、ロカ地區(qū)のヤルン部落の首領(lǐng)が部落同盟の指導(dǎo)者になり、奴隷制社會(huì)に入った。西暦７世紀(jì)に至って、ソンツェン?ガンポがチベット全域を統(tǒng)轄した。これは歴史上「吐蕃」と呼ばれている。ソンツェン?ガンポと唐朝の王の娘、文成公主との成婚は、チベット族の発展の上で積極的な役割を果たした。

清代、清朝政府は正式にダライ?ラマとパンチェン?オルドニを冊封（古く中國で、天子が臣下や諸侯に冊をもって爵位を授けたこと。漢代に始まる）して、「ガシャ」（チベット地方政府）を設(shè)けるとともに、チベット駐在大臣を任命した。1950年代において、チベット地區(qū)ではまだ、「政教合一」の封建的な農(nóng)奴制度が実施されていた。1959年に民主的改革が全面的に行なわれることにより、広範(fàn)なチベット族の人民は、やっと新しい生活を送れるようになった。

◆文化／　

基本的に農(nóng)業(yè)と放牧を主としており?ツアージボー川中?下流の両岸地帯と青海省湖環(huán)湖地區(qū)、原農(nóng)業(yè)地區(qū)?四川省の高山峽谷と青海省の一部は?半農(nóng)半牧地區(qū)である?チベット族の草原牧場は?中國全土における牧場割合の約4分の1を占め?中國牧畜業(yè)の一大基地となっている?