2010年4月4日、中國のテレビ局「鳳凰衛(wèi)視」によると、メコン川委員會のバード事務局長は、同委員會が獨自に調(diào)査した結(jié)果、メコン川上流に中國が建設(shè)したダムは、09年末から起きている異常渇水、また08年に起こった洪水の原因ではなかったことがわかった、と発表した。

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それだけでなく、同事務局長は、中國によるダム建設(shè)によって今年1月には起こるはずだった干害を、むしろ現(xiàn)在にまで遅らせる効果があったこともわかった、とした。中國によるダム建設(shè)と今回の干害との間には何ら因果関係は認められず、干害の原因は降水量の減少と高溫が続いた気候によるもの、と強調(diào)した形だ。

同事務局長はまた、中國が5月に同委員會を雲(yún)南省のダム視察に招待したこと、各委員會參加國が要求したダムの貯水?放水に関するデータの提出にも応じる姿勢を見せたことを評価した。（翻訳?編集/津野尾）