2018年1月8日、韓國と北朝鮮の約2年ぶりとなる南北會談に先立ち、米華字メディア?多維新聞は韓國メディアが「北朝鮮代表の地位をめぐる議論」について報じたことを伝えた。

韓國?中央日報によると、韓國政府は6日午後、北朝鮮に趙明均（チョ?ミョンギュン）統(tǒng)一相を団長とする5人が會談に出席することを連絡(luò)し、北朝鮮は7日午前に祖國平和統(tǒng)一委員會の李善権（リ?ソングォン）委員長を含む代表団5人の名簿を韓國側(cè)に伝えた。北が提示した名簿について、韓國政府の関係者は「韓國側(cè)代表の地位や構(gòu)成に基づいて會談の代表を決めたようだ」と話したという。

記事は、北朝鮮が李委員長を団長としたことが議論を巻き起こす可能性を指摘しており、「李委員長が大臣級とみなされるかどうかについては意見が分かれる」とする一方、韓國統(tǒng)一部の責(zé)任者が「祖國平和統(tǒng)一委員會は朝鮮労働黨統(tǒng)一戦線部の下屬機関だったが16年に國家機関となった」と大臣級と考えて問題ないとの考えを示していることを説明。

記事によると、韓國政府は今回の會談を07年12月に途絶えた大臣級會談の延長と位置付けており、統(tǒng)一相と同部次官が北朝鮮との政府間會談に同時出席するのは今回が初めて。南北関係改善および別の會談に向けた準備のための措置という。（翻訳?編集/野谷）