2010年4月9日、法制晩報(bào)によると、中國(guó)の不動(dòng)産価格の上昇によって北京市民の資産が倍増、數(shù)十を超える仲介業(yè)者が「北京の不動(dòng)産を売卻して海外に移民しよう」とのキャンペーンを進(jìn)めている。

【その他の寫(xiě)真】

記事によると、「不動(dòng)産移民」がこの春の中國(guó)不動(dòng)産業(yè)界のトレンドだとか。北京市で開(kāi)催中の春季不動(dòng)産フェアーで、例年は中古不動(dòng)産の仲介業(yè)者で占められていたスペースが「不動(dòng)産移民」の看板を掲げた業(yè)者に取って代わられているという。各業(yè)者は「米國(guó)で底買(mǎi)いするのは今」「米國(guó)へようこそ！」「投資移民」などの看板を掲げ、「50萬(wàn)ドルの投資でグリーンカードが取得できる」などとPRしている。

ある仲介業(yè)者は、「90萬(wàn)元（約1200萬(wàn)円）で北京の住宅が買(mǎi)えますか？それをカナダに持って行けば家族3人の永住権が取得できる」と聲を張り上げる。業(yè)者の口調(diào)は、米國(guó)やカナダの永住権取得は野菜を買(mǎi)うのと同じくらい簡(jiǎn)単だと思わせる。

北京市に住宅を所有する人々の資産は、不動(dòng)産価格の上昇とともに増加しており、舊市街の古びた住宅であってもそれを売ればオーストラリアで不動(dòng)産を購(gòu)入、かつ家族全員が移民できるという。高所得者の専売特許だった「投資移民」が、普通の北京市民の手に屆くまでになってきたという。（翻訳?編集/津野尾）