2018年1月8日、労働報(bào)は羽田発上海行きの中國東方航空機(jī)が1歳5カ月の女児の體調(diào)不良により羽田空港に引き返したと報(bào)じた。

トラブルがあったのは、7日の羽田発上海行き中國東方航空576便。同便は同日午前8時(shí)52分に羽田空港を離陸したが、約30分後に1歳5カ月の中國人女児が耳の痛みから泣き出した。家族は中耳炎の発作を心配しており、乗務(wù)員が家族の意見をヒアリングした後、機(jī)長が羽田空港に引き返すことを決定した。

離陸後間もなくで燃料が多く殘っており、機(jī)體の重さが靜かな著陸に影響を及ぼすと判斷した機(jī)長は、飛行機(jī)を30分間旋回して燃料を消費(fèi)。この間に地上では救急車の手配などの準(zhǔn)備が行われ、同便は同9時(shí)47分に羽田空港に著陸。地上係員が女児とその家族の降機(jī)を手伝ったという。

同便は改めて給油を行ったうえで、同11時(shí)15分に再離陸し、北京時(shí)間午後1時(shí)20分に無事上海浦東國際空港に著陸した。病院に運(yùn)ばれた女児の様子は落ち著いており、母親と祖母が付き添っているという。また、同便に乗っていた130人余りの乗客は、引き返したことに対して理解を示したといい、中には「心溫まる対応」と伝えるメディアもあった。（翻訳?編集/川尻）