2010年4月12日、中國(guó)?福建省福州市にひっそりと暮らす「コンテナ族」という人たちがいる。中國(guó)社會(huì)の発展の日陰に存在する彼らもまた、まぎれもなく中國(guó)の現(xiàn)実である。チャイナフォトプレスの報(bào)道。

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福州市內(nèi)を流れる●江(●＝ミン/門構(gòu)えに「蟲」)のほとりに、豪奢な住宅や最先端のオフィスビルが建ち並ぶ地區(qū)がある。物件相場(chǎng)は1平米あたり1萬(wàn)元(約13萬(wàn)6000円)以上という地區(qū)だが、その経済発展の象徴に埋もれるようにして暮らすのが「コンテナ族」だ。

彼らは內(nèi)陸から出稼ぎにきた労働者たち。ビルの建設(shè)予定地を“拝借”し、コンテナを改造した家屋に住んでいる。

記者はその中の1人、孫(スン)さんに話を聞いた。孫さんは重慶市出身の37歳で、建設(shè)現(xiàn)場(chǎng)で働いている。月収はおよそ1000元(約1萬(wàn)3600円)。孫さんの暮らす空き地には合計(jì)60人ほどのコンテナ族が住む。大きなコンテナは長(zhǎng)さ12m、小さいものは6mで、計(jì)13臺(tái)が“村”を形成している。ベッドを置くと足の踏み場(chǎng)もないものから、キッチンやリビングを備えたものまでさまざまだ。これら“コンテナ住宅”はなんと、雇い主からの支給なのだという。

06年ごろから福州市に出現(xiàn)し始めたというコンテナ族。住んでいる建設(shè)用地の工事が始まるとまた別の空地へとコンテナごと移動(dòng)していく。生活は少々不便ではあるが、毎月の家賃を節(jié)約し、貯金したお金でいつか故郷に家を建てることを考えれば、それは耐えるに値するものだという。(翻訳?編集/愛玉)