2010年4月15日、中國(guó)インターネット?ネットワーク?インフォメーション?センター（CINIC）が「2009年中國(guó)農(nóng)村インターネット利用狀況調(diào)査報(bào)告」を発表。09年12月末までに、中國(guó)の農(nóng)村部におけるネット利用者の規(guī)模が1億人を突破したことがわかった。新華網(wǎng)が伝えた。

【その他の寫真】

報(bào)告書(shū)によれば、09年末までに中國(guó)の農(nóng)村部におけるネット利用者の數(shù)は1億681萬(wàn)人に達(dá)し、前年比で2220萬(wàn)人増、増加率は26．3％に達(dá)した。そのうち攜帯電話からのネット利用者は7189萬(wàn)人で、08年比3000萬(wàn)人以上の増加、増加率は79．3％という高い値を示した。農(nóng)村部の全インターネット使用者の約7割が攜帯電話からインターネットにアクセスしていることとなり、ネット利用の主流がパソコン経由からシフトしている傾向がうかがえた。

しかし、ネット利用者の規(guī)模は拡大を続けているものの、その普及率や利用者のセグメント、使用用途という3つの角度から見(jiàn)ると、都市部の利用者との間ではさらに格差が広がっている。

過(guò)去2年間におけるネット普及速度については、都市?農(nóng)村間の成長(zhǎng)率格差が20．2％から29．6％に開(kāi)いた。これは、インターネットに関する知識(shí)、インフラ、費(fèi)用負(fù)擔(dān)の面で農(nóng)村が立ち遅れているため。

また、利用者のセグメントについては、農(nóng)村部では低年齢?低學(xué)歴化が進(jìn)んでおり、全利用者に占める學(xué)生の割合も32．3％と、都市部の4．9％と大きな差がある。

使用用途については、ビジネス関連の利用で都市部と農(nóng)村部の格差が大きい。また、都市部でのオンラインショッピングとオンラインバンキングの利用は31．7％、27．7％であるのに対し、農(nóng)村部では17．6％、15．1％と低い水準(zhǔn)にとどまっている。

一方で、オンラインゲームの利用については都市部と農(nóng)村部では大きな開(kāi)きは見(jiàn)られず、いずれも高い割合を示している。（翻訳?編集/岡田）