2010年4月22日、雲(yún)南網(wǎng)は、雲(yún)南省デチェン?チベット族自治州シャングリラ県東[土貝]村が、1000頭以上もの野生化したブタの被害に悩まされていると報(bào)じた。

【その他の寫(xiě)真】

事件の発端は12年前のこと。食品企業(yè)を経営する楊佩春（ヤン?ペイチュン）さんは、実験と稱(chēng)して50頭のブタを山に放した。ブタは野生化し、その數(shù)を増やしていったという。そして今年。楊さんはブタを東[土貝]村の和立新（ホー?リーシン）村長(zhǎng)に譲った。和村長(zhǎng)は200萬(wàn)元（約2740萬(wàn)円）を投じて養(yǎng)豚場(chǎng)を作ったが、問(wèn)題はここで発覚した。ブタは楊さんの所有物とはいえ、完全に野生化している。ブタは1400頭と推測(cè)されているが、正確な數(shù)はわからないありさま。養(yǎng)豚場(chǎng)に追い込むことなどできるはずもない。

問(wèn)題はそれだけではない。食料がない季節(jié)になると、ブタの群れが牧場(chǎng)の飼料を奪ったり、貴重な松茸や薬草を食べてしまうなどの被害も生まれている。ついには人間が襲われたケースもあったとか。困り果てた村民は、山狩りをして養(yǎng)豚場(chǎng)に押し込むしかないとこぼしている。（翻訳?編集/KT）