2010年4月24日、法制晩報(bào)によると23日、中國(guó)共産黨中央政治局の定例會(huì)議が開(kāi)催され、「黨幹部個(gè)人の所得公表についての規(guī)定」「國(guó)外に移住した配偶者又は子女をもつ公務(wù)員の管理強(qiáng)化についての暫定規(guī)定」が審議された。

【その他の寫(xiě)真】

同規(guī)定が審議された背景には、中國(guó)では汚職官僚が後を絶たない現(xiàn)狀がある。中國(guó)商務(wù)部の統(tǒng)計(jì)によると、「改革開(kāi)放」以降、海外に逃亡した汚職官僚は約4000人、汚職官僚らが海外に持ち逃げした資産は500億ドルに上るという。平均して1人1億元（約13億7700萬(wàn)円）近くになる計(jì)算だ。

記事によると、中國(guó)政府は90年代から、一定以上の役職にある幹部に対しては所得の申告制度を?qū)g行してきたが、曖昧な記載を許すものだったという。しかし現(xiàn)在、各幹部に対してより詳細(xì)な記載內(nèi)容を求めるようになってきている。09年から所得申告制を積極的に推進(jìn)する広東省では、幹部の個(gè)人所得のほか、家族の所得、子女の出國(guó)狀況なども義務(wù)付けているという。

今回の規(guī)定は、一部地域でのみ実施している家族を含めた所得申告を、中國(guó)全國(guó)で行おうというものだ。（翻訳?編集/津野尾）