2010年4月24日までに、上海市とチベット自治區(qū)を除く全國(guó)29の各省?區(qū)?市が経済データを公表した。しかし、その大部分が全國(guó)平均値を上回る內(nèi)容となっており、データが改竄されているのではないかとの見(jiàn)方が出ている。26日付で済南日?qǐng)?bào)が伝えた。

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公表されたデータによれば、29省?區(qū)?市のうち、新疆ウイグル自治區(qū)を除く28の省?區(qū)?市で今年第1四半期のGDP成長(zhǎng)が全國(guó)平均の11．9％を上回っている。さらに、そのうち18の省?區(qū)?市は15％を超える成長(zhǎng)を記録しており、「米金融危機(jī)に端を発した世界的な景気後退の影響から脫卻しつつあることが明確」とされた。全國(guó)平均よりも低い成長(zhǎng)となったのは最下位の新疆ウイグル自治區(qū)(11％)のみ。

以上のデータから見(jiàn)れば、中央政府による數(shù)値と地方自治體のまとめた數(shù)値の間に、あきらかに誤差が生じていることがわかる。

北京工商大學(xué)経済學(xué)院産業(yè)経済研究センターの周清傑（ジョウ?チンジエ）主任によれば、こうした現(xiàn)象は多く見(jiàn)られ、統(tǒng)計(jì)內(nèi)容が他省と一部重複するなど統(tǒng)計(jì)データをまとめる手法が統(tǒng)一されていないことが原因だと指摘。各地方自治體が恣意的に數(shù)値を水増しして報(bào)告している可能性も懸念され、対策を講じる必要があると話している。中國(guó)國(guó)家統(tǒng)計(jì)局の馬建堂(マー?ジエンタン)局長(zhǎng)も、統(tǒng)計(jì)方法の早急な全國(guó)統(tǒng)一化を訴えている。

なお、今季のGDP成長(zhǎng)率で首位を飾ったのは海南省(25．1％)。93年同期以來(lái)、最高の數(shù)値を叩き出した原因は、積極的な観光化政策とされた。また、前年上半期で最下位だった山西省(19．4％)が2位に浮上。これは全國(guó)的な経済回復(fù)により、昨年は落ち込んでいた消費(fèi)電量が主に東部沿岸地區(qū)で増大し、石炭需要が大幅に回復(fù)したことが起因。

しかし、複數(shù)の専門家は、これらの急速な成長(zhǎng)率について、「前季の低迷が背景にあり、數(shù)値的に大きな差が出ただけで、実情を反映したものではない」としている。（翻訳?編集/岡田）