2010年4月27日、シンガポール紙?聯(lián)合早報によると、中國の最高學(xué)術(shù)機(jī)関であり政府のシンクタンクとして機(jī)能している中國社會科學(xué)院が26日、「2010年中國都市競爭力青書」を公表した。

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青書は「中國は2020年までに世界の経済戦略決定における重要な立場になる可能性が高い」とし、「2050年までに米國に次ぐ世界第2の強(qiáng)國になるだろう」と予測している。

これについて中國國家行政學(xué)院の汪玉凱（ワン?ユーカイ）教授は、「これは単なる予測の域を出ておらず、実際は不確定要素が多い」とする。「2020年までに中國が米國を上回ることはありえず、EUを上回ることもきわめて難しい」と指摘し、「何をもって“経済戦略上の重要な立場”とするのか？また、“何を強(qiáng)國とみなすか”によって、これが実現(xiàn)するかどうかも変わるだろう」としている。

中國が経済面における「大國」から真の競爭力を持った「強(qiáng)國」へと生まれ変わるにはまだまだ多くの問題を解決する必要があると、汪教授はインタビューに答えている。同氏が示す「強(qiáng)國」の條件は総合的な実力を有すること。中國においては、高度な製造業(yè)?サービス業(yè)において世界を牽引する立場になれるか、國民1人當(dāng)たりの平均収入が先進(jìn)國レベルに達(dá)することができるかが指標(biāo)だという。（翻訳?編集/岡田）