2010年4月26日、米CNNウェブサイトは、広東省を流れる大河?珠江の汚染問題を報じた。27日、環(huán)球網(wǎng)が伝えた。

【その他の寫真】

中國の近代化、経済成長を牽引してきた珠江デルタ地域。しかしここ數(shù)十年の近代化は珠江に大きな負荷を與えてきた。ゴミの廃棄、數(shù)千もの工場から流される排水。そして世界中に輸出されるジーンズも珠江汚染の要因となっている。

広東省広州市増城市新塘。珠江デルタ東北部に位置するこの小さな街は世界的な「ジーンズの都」。年間2億本ものジーンズが生産される。その中には60もの海外ブランドも含まれる。ジーンズの獨特の色合いはインディゴ染料によるもの。染色過程で大量の排水が生じる。特に中國では工場が汚水処理を行わないまま直接排水するケースも多いため、環(huán)境に大きな影響を與えている。衛(wèi)星寫真では新塘付近の川はどす黒く色が変わっている。

先に、環(huán)境保護団體?グリーンピースは報告書「珠江汚染」を発表した。珠江の水質(zhì)検査の結(jié)果、マンガンが検出されたという。マンガン中毒は脳に影響を與え、さまざまな病気を引き起こす。また、広州國際SOS診所のトニー?リー氏は、「川が複數(shù)の重金屬で汚染されていれば、神経系に影響を與え、がんを引き起こす要因ともなる」と指摘した。（翻訳?編集/KT）