2010年4月30日夜、江蘇省泰州市泰興市の病院を1萬人以上の市民が取り囲み、正面玄関を破壊、內(nèi)部に侵入する騒ぎが起きた。香港紙?明報が伝えた。

【その他の寫真】

4月29日、泰興市の幼稚園に刃物を持った男が侵入した。園児28人、職員2人、警備員1人の計31人が負(fù)傷。職員と警備員、園児2人の計5人は重傷と伝えられる。容疑者は同市在住の無職の男、徐玉元（シュー?ユーユエン、47歳）。

現(xiàn)地では事件について報道規(guī)制がしかれた。翌日の新聞は事件について一切觸れていないという。それどころか入院した負(fù)傷者には両親ですら面會できない徹底ぶり。面會を禁じられたまま、手術(shù)の同意書にサインするよう求められたという。情報封鎖がしかれる中、現(xiàn)地にはさまざまな噂が飛び交った。

病院近くの電信柱には「當(dāng)局が情報を封鎖している。園児保護(hù)者によるネット掲示板の書き込みは削除された。実際には5人が死亡し、重傷者も危篤狀態(tài)にある」とのチラシが貼られた。

情報封鎖への不満から病院の周囲には1萬人もの市民が集まり、正面玄関のガラスを壊しロビーへと侵入した。病院は外部のスクリーンに「負(fù)傷した園児は29人、成人は3人?，F(xiàn)在、死亡者はいません」と表示し、「デマを信じないように」と呼びかけたが、効果は上がらなかったようだ。

30日午後11時、泰興市の孫雲(yún)（スン?ユン）常務(wù)副市長が病院に到著、解散するよう呼びかけた。集まった市民は事件の真相と負(fù)傷者の狀況について公開するよう要求。一部市民は翌日、市政府に出向くと発言した。その後、市民らは平和的に解散した。（翻訳?編集/KT）