2010年4月28日、國連の世界観光機(jī)関が発表したところによると、中國は09年、フランスを抜いて世界第4の観光消費(fèi)國となったことがわかった。中國人観光客の海外旅行での消費(fèi)額は437億ドルに達(dá)した。5月2日付で環(huán)球時(shí)報(bào)が伝えた。

【その他の寫真】

同機(jī)関によると2000年から、中國人観光客による消費(fèi)額が平均年22％の速度で増加しており、08年は362億ドルで世界第5位、そして09年はドイツ（808億ドル）、米國（731億ドル）、英國（485億ドル）に次ぐ第4位に躍り出た。中國人観光客の消費(fèi)は外食、宿泊、観光地での消費(fèi)などに集中しているという。

経済危機(jī)の09年、中國の消費(fèi)額は21％の成長を記録したが、上位10位のうち同消費(fèi)額が増加したのは中國とオランダだけ。しかもオランダはわずか0．4％の伸びだというから、中國の観光消費(fèi)における成長は突出している。同機(jī)関によると、中國における05年の観光旅行出國者數(shù)はのべ3100萬人、2020年には3倍を超える1億人に達(dá)するとみられている。

記事は、経済が低迷する日本が上位5位にも入っていないことを指摘、日本に遅れをとる中國観光業(yè)界だが、今や多くの國が日本ではなく潛在的な巨大市場である中國に目を向けている、と伝えた。ちなみに最大の観光客受け入れ國はフランスで、米國、スペイン、そして第4位の中國と続く。中國を訪れる外國人観光客は5090萬人、中國の観光収入は397億ドルだという。（翻訳?編集/津野尾）