長壽家系の人の遺伝子から「長壽タンパク質」を発見=人類の長壽化へ応用も可能?―臺灣

Record China    2010年5月5日(水) 19時5分

拡大

3日、臺灣陽明大學の研究チームが、壽命を延ばす作用があるタンパク質「Cisd2」を発見したと発表した。この「長壽タンパク質」を増やした実験用マウスは、通常のマウスの1.4倍長生きしたという。寫真は海南省??谑袃趣喂珗@で身體を動かす中高年の人たち。

(1 / 8 枚)

2010年5月3日、臺灣陽明大學の研究チームが、壽命を延ばす作用があるタンパク質「Cisd2」を発見したと発表した。この「長壽タンパク質」を増やした実験用マウスは、通常のマウスの1.4倍長生きしたという。臺灣紙?中國時報が伝えた。

その他の寫真

同大學生命科學學部遺伝子科學研究所の蔡亭芬(ツァイ?ティンフェン)教授が、高齢醫(yī)學シンポジウムの席で発表した。研究チームは昨年、長壽家系の遺伝子を解析した結果、染色體の中にCisd2タンパク質を発見。Cisd2を少なくしたマウスは壽命が半減することを突き止めた。研究成果を米分子生物學専門誌「Genes&Development」に発表し、注目を集めている。

マウスの壽命は通常24?26か月だが、遺伝子移植によりCisd2タンパク質を5割増やした実験用マウスは8割が36か月後も生存していた。これは人間でいうと、110歳に相當するという。蔡教授は、將來的に人間への応用が可能になれば、ヒトの壽命を延ばすこともできると話している。(翻訳?編集/NN)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China?記事へのご意見?お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業(yè)務提攜

Record Chinaへの業(yè)務提攜に関するお問い合わせはこちら

業(yè)務提攜