2010年4月29日、マレーシアの華字紙?星洲日?qǐng)?bào)は「失敗學(xué)の視點(diǎn)から見るもう1つの『日本に學(xué)べ』」と題した記事で、マレーシアは日本人の成功の秘訣を貪欲に學(xué)ぶと同時(shí)に、反面教師として同じ轍を踏まないようにすることも大切だと論じた。30日付で中國(guó)新聞網(wǎng)が伝えた。以下はその內(nèi)容。

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マレーシアのラザク首相は訪日期間中、日本人の聡明さと絶えず進(jìn)歩を求める姿勢(shì)を絶賛した。マレーシアが日本を手本とするようになったのは、80年代初期のマハティール元首相の時(shí)代だ。それから30年。いまだにマレーシアはその尊い精神を習(xí)得できずにいるが、この間に日本は當(dāng)時(shí)の黃金時(shí)代から一転、政局は不安定となり、國(guó)民は苦しい生活を強(qiáng)いられるようになった。この際、「逆発想」で、日本人の「失敗學(xué)」に教えを乞う方が早いかもしれない。

日本の軍國(guó)主義は國(guó)家と國(guó)民に災(zāi)いをもたらしたが、戦後60年余り経ち、日本のリーダーたちは再び馬腳を現(xiàn)した。官僚が軍人にとって代わり、「官僚主義」を振りかざした結(jié)果、國(guó)の借金は800兆円にまで拡大。さらに、無(wú)能な政治家のせいで民主主義は落ちぶれ、大企業(yè)の利益ばかりが重視されるようになった。非正規(guī)社員を大量に生みだし、失業(yè)問(wèn)題を悪化させ、國(guó)民から將來(lái)への自信を奪い去った。政治家や官僚にとって、國(guó)民は単なる使い捨ての「ねじ」と化した。

民主黨政権が誕生し、國(guó)民の多くは新たな時(shí)代の幕開けを期待した。だが、政界に溜まったうみは相當(dāng)なものだったのか、結(jié)局、民主黨の手には負(fù)えないと判斷されたようだ。日本國(guó)民は今、どの政黨に期待すれば良いのか分からず、呆然としている。これは日本の民主主義の最大の悲劇だろう。

だが、日本には過(guò)去の失敗を教訓(xùn)とし、真摯に學(xué)ぼうという「失敗學(xué)」なるものがある。マレーシアも日本の成功談ばかりに目を向けるのではなく、その失敗を反面教師として同じ轍を踏まないようにすることも大事だろう。（翻訳?編集/NN）