2010年5月7日、長(zhǎng)江日?qǐng)?bào)によると、中國(guó)各地のバスには事故時(shí)の脫出用に窓ガラスを壊すための道具「レスキューハンマー」が備え付けられているが、湖北省武漢市のバスにはハンマーならぬ、レスキューレンガが搭載されているという。

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本來ならばレスキューハンマーが備え付けられている場(chǎng)所だが、あるのは黃色く塗られたレンガ。赤い字で「レスキューレンガ」と書いてある。いかにも適當(dāng)に作ったような雑な作りだ。もともと武漢市のバスには1臺(tái)あたり6本のレスキューハンマーが備え付けられていた。しかし問題は盜難。昨年は1萬6000本がなくなってしまったという。

「どうせ盜まれるのならば少しでも安いものを」との考えで採(cǎi)用されたのがレスキューレンガだった。ハンマーが盜まれた場(chǎng)合、レンガを補(bǔ)充している。ただし評(píng)判は最悪。見た目が悪いという意見だけではなく、車內(nèi)でケンカが起きれば武器にされてしまうのではと不安がる人もいるようだ。

ただそもそも問題を考えてみれば、心ない人がハンマーを盜んだのが全ての始まり。まずは人々の公共心を養(yǎng)うことから始めなければならないだろう。（翻訳?編集/KT）