2010年5月4日、米?CNNインターナショナル(電子版)が「中國(guó)の消費(fèi)者に環(huán)境保護(hù)やエコロジーを強(qiáng)く意識(shí)する動(dòng)きが現(xiàn)れている」と報(bào)じる記事を掲載した。環(huán)球時(shí)報(bào)の8日付の報(bào)道。

【その他の寫(xiě)真】

中國(guó)を代表するビールメーカーであり、青島市民の誇りでもある「青島ビール」には毎日3000人以上の観光客が工場(chǎng)見(jiàn)學(xué)に訪れるが、同社は先日公開(kāi)された「汚染企業(yè)ブラックリスト」に掲載された。同社の汚水処理システムに不備があり、環(huán)境保護(hù)基準(zhǔn)に反するというのがその理由である。

これは34のNGO団體が主催する「緑色選択消費(fèi)者行動(dòng)」で指摘されたもの。リストに挙げられた企業(yè)は環(huán)境対策を怠っているか、あるいは汚染物質(zhì)の排出狀況などに関するデータを非公開(kāi)としている企業(yè)だという。ある環(huán)境保護(hù)ボランティア団體の責(zé)任者は、「この調(diào)査は大手メーカーによる環(huán)境汚染の実態(tài)を知らしめるものである。消費(fèi)者は知る権利を持たぬまま、環(huán)境汚染の被害に遭うことがあってはならない」としている。

こうした動(dòng)きに対し、中國(guó)のネット上ではユーザーの意見(jiàn)もさまざまだ?！竼?wèn)題企業(yè)の製品を購(gòu)入することで、我々自身が中國(guó)の環(huán)境汚染に加擔(dān)することとなる」と危懼する聲や、「大手製品はそれでも信頼性が高い」「消費(fèi)者の経済力に余裕が出て選択肢がひろがれば、自ずと環(huán)境への取り組みが重視されるようになるのでは？」などの見(jiàn)方がある。

米ブランディング企業(yè)ランドーアソシエイツ社の調(diào)べでは、中國(guó)における消費(fèi)者の環(huán)境意識(shí)は歐米と比較しても高いという。「商品購(gòu)入時(shí)にメーカーの環(huán)境対策の狀況についても考慮する」と回答したのは中國(guó)では45％、アメリカでは23％だった。

なお、汚染企業(yè)と指摘された青島ビールによると、同社では過(guò)去3年間に1800萬(wàn)ドルを投じて環(huán)境配慮に盡力しているという。（翻訳?編集/岡田）