2010年5月9日、米ラジオ局ボイスオブアメリカ中國(guó)語(yǔ)サイトは記事「中國(guó)で頻発する兇悪犯罪が社會(huì)を揺るがす」を掲載した。

【その他の寫(xiě)真】

8日、江西省吉安市で母親?妻?子ども?隣人など8人を殺害する事件が起きた。犯人の周葉忠（ジョウ?イエジョン）は逃亡の末、警察に逮捕された。取り調(diào)べを続けているが、動(dòng)機(jī)はまだ明らかにされていない。

中國(guó)では最近、幼稚園、小學(xué)校の襲撃事件など兇悪犯罪が相次いでいる。事件に共通しているのは、被害を受けたのは犯人の身近な人や罪のない子どもたちであること。なぜ現(xiàn)在の中國(guó)のような「経済大國(guó)」でこのような事件が頻発するのか。

中國(guó)社會(huì)學(xué)研究會(huì)會(huì)長(zhǎng)の胡星斗（フー?シンドウ）北京理工大學(xué)経済學(xué)教授は、貧富の格差が悪化し階級(jí)対立が激化していると分析した。既得権益層がさまざまな手段を通じて一般市民から搾取し、被害を受けた弱者がさらに弱いものに暴力を振るう。強(qiáng)者が弱者を虐げる負(fù)の連鎖になっているという。

また胡教授は、子どもなどさらに弱い物に暴力を振るう行為は、中國(guó)人の弱さ、わがままさを示すものだと批判。不公平さから起きる社會(huì)の矛盾こそ、変革を訴える力に変えなければならないと話(huà)している。（翻訳?編集/KT）