2010年5月8日、メキシコのレフォルマ紙が「中國人はなお自転車のとりこ」と題した記事を掲載した。中國交通部門の統(tǒng)計によると、86年當(dāng)時、北京市民の60％は毎日自転車で出かけていたが、現(xiàn)在では20％にまで減少。一見、公共交通機(jī)関に取って代わられた感があるが、臺數(shù)は減っておらず、市民の「足」あるいはトレーニング用品として、北京市民に利用されている。環(huán)球網(wǎng)の10日付の報道。

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現(xiàn)在、北京の自動車の數(shù)は400萬臺に上るが、自転車は1000萬臺を超し、毎日240萬臺が町に姿を見せる。自転車の販売量は決して減少しておらず、レンタルサイクルの恩恵もあってか、毎年100萬臺近く増加している。市內(nèi)の金融街から郊外まで、人々が自転車に乗る姿は日常の一コマ。いずれの路上にも部品屋や修理屋がいる。

中國の環(huán)境保護(hù)団體「自然之友」の劉麗梅（リウ?リーメイ）氏は「自転車は私たちの大事な足。文化といっても過言ではなく、自転車文化が衰退することはない。自動車を所有している人も、近場に行く場合は自転車を選ぶ人が多い」とし、「多くの國営企業(yè)は、環(huán)境保護(hù)のため自転車通勤を奨勵している」と語った。

大都市以外では自動車を所有する家庭はまだ少ない。今年3月現(xiàn)在、全國の自動車保有量は1億9200萬臺で、13億の人口に対し免許の保有者は2億500萬人と少ない。こうした中、およそ150ドルと諸外國に比べはるかに安い電気自転車も流行している。（翻訳?編集/小坂）