中國が購入した舊ソ連空母「ヴァリャーグ」、年內に第一線就役へ―臺灣メディア

Record China    2010年5月13日(木) 7時22分

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10日付のシンガポールメディアは、中國海軍の軍事費が激増していると報じた。空母や弾道ミサイルなど中國の軍備増強が、アジア太平洋地域の軍事バランスを大きく変えつつある。寫真はヴァリャーグ。

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2010年5月10日付の臺灣?中央通訊社は、シンガポール紙ザ?ストレーツ?タイムズの記事を引用し、中國海軍の軍事費が激増していると報じた。空母や弾道ミサイルなど中國の軍備増強が、アジア太平洋地域の軍事バランスを大きく変えつつあるという。環(huán)球網の11日付の報道。

その他の寫真

冷戦時代、沿岸警備隊を強化した程度の規(guī)模だった中國海軍は、裝備の近代化や巨額の軍事予算を得て急速に力を増している。とくに注目されるのは、舊ソ連が崩壊し、ロシア海軍が所有を諦めた空母「ヴァリャーグ」。中國は紆余曲折を経て入手したこの空母の改修工事をすすめており、年內には空母の操船訓練を完了させ、第一線に配備する。2015年には自主開発した國産空母の進水も計畫しているという。

中國は東南アジア諸國や日本などとの間で海域や島嶼の領有権を爭っており、その豊富な天然資源や漁業(yè)資源、重要航路を手中に収めたいという思惑から、制海権を確保するための海軍力は中國にとって大きな意味を持っている。

記事は、米ゲーツ國防長官の発言として、「中國の遠距離ミサイルやステルス艦によって、米海軍が西太平洋海域で保持してきた麗しき60年は終結する」とした見解も紹介している。(翻訳?編集/岡田)

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