2010年5月11日、新華網(wǎng)によると、中國市長協(xié)會は「中國都市発展報告」09年版を北京で発表、「中國では都市化が急速に進んでおり、2020年までに人口の50％が、2050年には75％が都市居住者となる」と指摘した。

【その他の寫真】

「中國都市発展報告」は、中國國內(nèi)の都市発展に関する年次報告では権威を有するものであり、中國科學院や中國工程院など有名研究機関の専門家らによる研究成果を総合したもの。2009年版のテーマは「調(diào)和都市の建設、金融危機への対応、社會保障の拡大」。

同報告によると、1949年の中華人民共和國成立當初、都市數(shù)はわずかに132都市で、都市化水準は10．6％にすぎなかった。60年を経た現(xiàn)在、都市化が急速に進んだ09年には、全國31の省?自治區(qū)?直轄市で655都市が存在する。都市化率は46．59％に達し、都市人口は6億2186萬人になった。

さらに、同報告は「都市化のレベルは工業(yè)発展に比較して、なお遅れている。先進諸國の都市化率85％に遠く及ばないだけではなく、世界平均の50％にも及んでいない。発展の余地は大いにある」と指摘した。都市化率は総人口に対する人口集中地區(qū)の人口の割合などで計算する。（翻訳?編集/小坂）