2010年5月9日、米グローバル?ストラテジーズのウェブサイトによると、ロシアの軍事技術(shù)を盜んだ中國(guó)は、その技術(shù)をもって軍需ローエンド市場(chǎng)でロシアを淘汰しつつあるという。13日付で新華網(wǎng)が伝えた。

【その他の寫真】

記事は、ロシアの固定客が中國(guó)に流れた結(jié)果、ロシアは主要な軍事開発國(guó)という地位を維持できなくなっていると指摘した。中國(guó)は、ロシアから盜んだ技術(shù)を使用してコピー兵器を製造、さらに低価格戦略でロシアの固定客を奪っているという。中國(guó)は新技術(shù)開発のためにロシア並みの資金を投入するつもりはなく、ロシアも膨らむ開発資金の負(fù)擔(dān)が難しくなっている。その結(jié)果、ローエンド市場(chǎng)は畫一化しているという。

冷戦終結(jié)後、ロシアの肥大した軍需産業(yè)は破綻、半數(shù)以上の軍需企業(yè)が倒産、あるいは非軍需製品の生産へとシフトした。生き殘ったロシアの軍需企業(yè)も輸出に頼って何とか経営を維持していたが、90年代、中國(guó)は大量の受注をすることによってロシア軍需産業(yè)を助ける形となった。さらにその後の10年間で、中國(guó)は200億ドルもの武器をロシアから購(gòu)入、中國(guó)の大規(guī)模なロシア武器のコピーが始まったという。だが今や中國(guó)のロシアへの受注は減少し、逆に中國(guó)が武器輸出國(guó)となった。

記事はさらに、ロシアは中國(guó)との間に武器の知的財(cái)産権と使用権に関する?yún)f(xié)定に調(diào)印するなどの可能性をうかがっているが、中國(guó)はこれに全く興味を示していないと指摘した。中國(guó)側(cè)は逆に、ロシアがインドなど中國(guó)の仮想敵國(guó)に武器の供給を続けていることに不快感を募らせているという。（翻訳?編集/津野尾）