2010年5月14日、経済観察報によると、中國初の國産大型ジェット機(jī)C919の受注開始が、今年上半期から下半期へと延期されたことが分かった。

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C919は中國が開発を進(jìn)めている中國初の國産大型ジェット機(jī)で、2014年に初飛行を?qū)g施し、2016年に就航する予定となっている。製造を擔(dān)當(dāng)している中國商用飛機(jī)有限責(zé)任公司（中國商飛）は、「C919の開発は設(shè)計の初期段階に入っており、今年末までに終える予定だ」と話す。

航空関係者によると、航空機(jī)ビジネスにおいては、設(shè)計段階から各航空會社と緊密な連絡(luò)をとり、各社の意見を求めると同時に一定のオーダーを受注するのが慣例になっている。ボーイング社が開発中のB787型機(jī)やエアバス社がすでに投入しているA380型機(jī)なども、設(shè)計?開発の段階でそれぞれ100機(jī)近くのオーダーを獲得している。こうした初期オーダーは価格や納期において大幅な優(yōu)遇があるのが一般的だという。

C919のオーダー受注については、中國商飛の陳進(jìn)（チェン?ジン）市場販売部部長が昨年9月の北京國際航空フォーラムの席上、「國內(nèi)外の顧客と接觸しており、2010年の上半期には一定數(shù)のオーダーを獲得する見込み。海外の航空會社も含まれる可能性がある」と話していた。

一方、同社の副社長兼C919総設(shè)計士の呉光輝（ウー?グアンフイ）氏は今年4月、「現(xiàn)在は航空各社にC919の設(shè)計方案の意見を求めている段階で、まだ受注の段階に達(dá)していない」と話し、オーダー受注を開始していないことを明らかにしていた。

同社関係者は今回、理由を明らかにしなかったものの延期を認(rèn)め、受注開始は下半期には間に合うだろうとの見方を示した。（翻訳?編集/HA）