＜速報(bào)＞県長(zhǎng)一家6人殺害事件の容疑者を逮捕―貴州省

2006年12月4日、貴州（きしゅう）省黔西南布依族苗族（けんせいなんプイぞくミャオぞく）自治州興仁（シンレン）県の文建剛（ウェンジエンガン）県長(zhǎng)の一家6人が殺害された事件で、容疑者が逮捕されていたことがこのほど分かった。

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この事件は今年11月27日の夜8時(shí)、自宅にいた文県長(zhǎng)本人とその妻、次男、妻の母、文県長(zhǎng)の姉、そして家政婦の6人が何者かに刺し殺されたというもの。県長(zhǎng)の長(zhǎng)男は、學(xué)生寮に入っていたため被害を免れた。

逮捕された曹輝（ツァオフイ）容疑者は、1964年12月24日生まれの漢族。1983年に傷害の罪で逮捕された前科があり、2000年に釈放されていた。興仁県に住み現(xiàn)在無(wú)職。今回の事件の容疑者として12月1日公安警察に逮捕され、12月3日に犯行を認(rèn)めていた。

曹容疑者は事件が起きた11月27日の夜、兇器のナイフを手に竊盜目的で文県長(zhǎng)の自宅に押し入ったとされる。まず1階にいた文県長(zhǎng)、県長(zhǎng)の妻、使用人を殺害。県長(zhǎng)は體を10回刺されて死亡、使用人の死體はトイレで発見(jiàn)された。さらに2階にいた県長(zhǎng)の姉、3階で寢ていた4歳の次男とその祖母を殺した。

一説に曹容疑者は文県長(zhǎng)の知人で、県長(zhǎng)の自宅へ遊びに行った際に一家を皆殺しにしたともいわれる。また曹容疑者が県長(zhǎng)から奪ったGPS機(jī)能付攜帯電話を使ったことが、犯人の逮捕につながったという話だ。

まだ共犯者の有無(wú)は明らかになっていないが、殺害された人數(shù)が多い上、県長(zhǎng)は1．8mの長(zhǎng)身だったため、恐らく共犯者がいるものとみて捜査が続けられている。曹容疑者に対しては引き続き厳しい取り調(diào)べが行われている。