2010年5月18日、上海市環(huán)境保護(hù)局の張全（ジャン?チュエン）局長によると、上海市は環(huán)境問題を解決するため、上海萬博開催をきっかけにした「4期にわたる環(huán)境保護(hù)3年行動(dòng)計(jì)畫」（2000?2011年）を?qū)g行中だという。12年間で合計(jì)2500億元（約3兆4000億円）を投資する計(jì)畫で、これまでの約10年間には、年間GDPの約3％に當(dāng)たる額を投資し続けてきた。中國経済週刊が伝えた。

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張局長によると、上海市は萬博開催への名乗りをあげる準(zhǔn)備期間中に、「4期にわたる環(huán)境保護(hù)3年行動(dòng)計(jì)畫」を作成した。計(jì)畫の第1期（2000?02年）は「河川の汚染の緩和、緑化事業(yè)の強(qiáng)化、深刻な汚染地區(qū)の解消」を、第2期（03?05年）は「汚水処理?ごみ処理施設(shè)の機(jī)能向上、都市緑化事業(yè)の強(qiáng)化、工業(yè)地區(qū)の整備」を、第3期（06?08年）は「企業(yè)の煤煙?煤塵排出および自動(dòng)車の排ガスの抑制、工業(yè)地區(qū)の整備強(qiáng)化」をそれぞれ課題とした?，F(xiàn)在進(jìn)捗中の第4期（09?11年）は、約820億元（約1兆1150億円）を投資して「汚水処理?生活ごみ処理問題の解決、萬博開催期間中の優(yōu)良な大気の確?！工?qū)g行中である。

同市は、同計(jì)畫の作成にあたって、萬博の開催をきっかけに上海市の環(huán)境問題を大きく改善し、問題解決を前倒ししようと計(jì)畫。老朽化した住宅や埠頭の撤去、汚染企業(yè)の移転や改善、汚染された河川水浄化などによる環(huán)境整備と共に、都市機(jī)能の再配置と産業(yè)構(gòu)造の転換をさらに進(jìn)めるため、萬博開催の候補(bǔ)地として市中心地區(qū)の黃浦江両岸を選定したという。

張局長は「萬博実施に関連する環(huán)境整備だけで上海の環(huán)境問題のすべてを根本から解決できるわけではない」とし、「我々は萬博閉會(huì)以降も環(huán)境問題への取り組みには手を抜かない」と語っている。（翻訳?編集/HA）