2010年5月18日、中國(guó)紙?第一財(cái)経日?qǐng)?bào)は、「大規(guī)模リコール問(wèn)題を起こしたトヨタが中國(guó)で失った顧客の數(shù)は、米國(guó)をはるかに上回る」とする中國(guó)サムスン経済研究院の劉巳洋（リウ?スーヤン）主席研究員の寄稿を掲載した。以下はその概略。

【その他の寫(xiě)真】

トヨタはアクセルペダルの不具合により、09年末からこれまでに全世界で800萬(wàn)臺(tái)以上をリコールした。そのうち米國(guó)が全體の50％を占め、中國(guó)でリコール対象となったのはわずか7萬(wàn)5000臺(tái)に過(guò)ぎない。だが、トヨタの米國(guó)での販売臺(tái)數(shù)は、今年1月が前年同期比15．8％減、2月は同8．7％減となったものの、3月は大々的な販売促進(jìn)策が奏功し、50％近くも増加した。

一方、中國(guó)での1月の販売臺(tái)數(shù)は、前月比で16．28％減。市場(chǎng)全體では前月比18．11％増だったことを考えると、明らかに売上げが落ちている。中國(guó)の調(diào)査會(huì)社?貝葉思（ベイス）が3月に消費(fèi)者1216人を?qū)澫螭诵肖盲空{(diào)査によると、63％が「トヨタ車(chē)を買(mǎi)う予定だったが別のメーカーにする」と回答した。一方、米調(diào)査會(huì)社ALGの調(diào)査では、67％が「リコール問(wèn)題はトヨタ車(chē)への信頼に影響しない。対応も良かった」と答えた。

つまり、米國(guó)人はリコール臺(tái)數(shù)が多かった割にトヨタへの“忠誠(chéng)心”に変わりはなく、反対に中國(guó)人は、リコール臺(tái)數(shù)は少なかったもののかなり気持ちが冷めてしまったと言える。そのため、トヨタは中國(guó)で消費(fèi)者への補(bǔ)償だけでなく、米國(guó)とは異なる短期的な販売促進(jìn)戦略を立てる必要があるだろう。（翻訳?編集/NN）