Record China 2010年5月20日(木) 22時43分
拡大
19日、華字紙?日本新華僑報の蔣豊編集長は「我々も日本のように『パクリ』を正當化しよう」と題した記事を中國のブログサイトに発表した。寫真は08年7月、北京の故宮博物院に展示された王羲之(おう?ぎし)の真筆など國寶級の書畫。
(1 / 4 枚)
2010年5月19日、華字紙?日本新華僑報の蔣豊(ジアン?フォン)編集長は「我々も日本のように『パクリ』を正當化しよう」と題した記事を中國のブログサイトに発表した。以下はその概略。
【その他の寫真】
言葉というものは実に様々な変化を遂げるものだ。例えば「模倣」という言葉。ある時は「學(xué)習(xí)」と呼ばれ、またある時は「參考」となり、そしてある時は「盜作」と言われる。最近は「知的財産権の侵害」という意味で、「パクリ」と稱されることも多い。
隣の國?日本は古くから、政治、経済、文化など多くを中國から「模倣」してきた。現(xiàn)代の日本でもそこかしこに昔の中國の痕跡が見られ、訪れた中國人に深い感慨を與えている。それなのに、今の日本人は歐米側(cè)に立ち、中國の「知的財産権」問題を細かく追及してくる。日本人が少しでも「恩返し」という道理を分かっていれば、とてもこのような行動に出ることはないだろう。
日本は1868年に明治維新が始まるまで、中國の政治、経済、文化を「パクって」ばかりいた。だが、明治維新で歴史的な変革が起こり、今度は歐米の「パクリ」が始まる。これにより、日本人は「模倣」が得意だと評されてきた。中國のように「パクリ」だと嘲笑されることもなく、「リバースエンジニアリング(逆行分析)」などと科學(xué)的な呼び名まで付けられた。だが、実際は「パクリ」そのものではないか。もちろん、日本人はただ「パクる」だけでなく、そこに創(chuàng)意工夫を施してさらに優(yōu)れた製品を作り出す點ではすごいと思うが。
大阪府立大學(xué)を定年退職した知り合いの元教授に言わせれば、「模倣」はどの國も必ず通る道だ。後から市場に參入した國が「模倣」をするのは歴史的に見ても避けられないこと。元教授は、厳しく追及するのではなく、ともに成長する気持ちで問題解決に取り組む方が効果的だと指摘した。(翻訳?編集/NN)
●蔣豊(ジアン?フォン)
25年以上にわたってメディアの仕事に攜わる。99年創(chuàng)刊で年間発行部數(shù)324萬部を誇る日本の中國語紙?日本新華僑報編集長。
※本記事は筆者の承諾を得て掲載したものです。
この記事のコメントを見る
Record China
2009/10/18
2010/1/16
2010/4/27
2010/3/4
2010/3/15
ピックアップ
we`re
RecordChina
お問い合わせ
Record China?記事へのご意見?お問い合わせはこちら
業(yè)務(wù)提攜
Record Chinaへの業(yè)務(wù)提攜に関するお問い合わせはこちら
この記事のコメントを見る