2010年5月26日、豊富な水資源を持つ中國南方地區(qū)から水不足に悩む北方地區(qū)に水を引くために進(jìn)められている「南水北調(diào)プロジェクト」。中央ルート?西ルート?東ルートと3つある開発ルートのうち、中央ルートで25日、北京市へ向けての第2回目の給水が開始された。中國広播網(wǎng)が伝えた。

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今回給水が開始されたのは、中央ルートのうちの北京市と河北省石家莊市を結(jié)ぶ部分。南水北調(diào)中央ルート監(jiān)督管理局の副局長は「石家莊の黃碧莊ダムおよび崗南ダムを水源地として、約2億立方メートルの水を北京市へ供給する。給水期間は半年を予定している」と説明する。

北京市は水資源の乏しい都市で、市民1人當(dāng)たりの水資源は全國平均の10分の1しかないという。今回の給水は、主に市民の飲用水として利用され、水需要がピークに達(dá)する夏季に向けて、北京の水不足緩和に大きな効果をもたらすことになる。

石家莊から供給された水の“第一陣”は6月4日に北京へ到著し、今後ピーク時(shí)には北京市の1日あたりの水道水使用量の約65％をまかなうことになるという。（翻訳?編集/HA）