安徽省に「ユーロ村」、挨拶は「今日のレートは?」―中國

Record China    2010年5月31日(月) 8時14分

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23日、中國の安徽省歙県に「ユーロ村」と呼ばれる槐塘村がある。1000人に満たない村民のうち半數(shù)以上が西歐で労働や商売に従事した経験があるという。寫真は槐塘村。

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2010年5月23日、シンガポール紙?聯(lián)合早報によると、中國の安徽省歙県に「ユーロ村」と呼ばれる槐塘村がある。1000人に満たない村民のうち半數(shù)以上が西歐で労働や商売に従事した経験があるという。

その他の寫真

香港紙?大公報によると、この村は60年代、その商才で知られる溫州人が移住して「溫州村」の1つとなっており、「改革開放」以後、村民たちはこぞって歐州に出かけて商売を始めた?,F(xiàn)在、村に住む青年や壯年の6割は主にイタリア、オランダ、フランス、英國、スペインなどで商売を営むか労働に従事しているという。彼らの大部分は飲食業(yè)、服飾業(yè)、革製品製造などの分野で働いている。西歐で成功した自分の店や事業(yè)から離れ、列車や飛行機を貨物運輸に使って國際貿(mào)易事業(yè)を展開するつわもの、國外に定住した者も少なくない。

同村での挨拶は「今日のユーロのレートはいくら?」。歐州滯在経験のある家庭には必ずユーロがあり、地元の銀行のユーロ建て預金のほとんどはこの村から來ている。09年、同村民が歐州で得た所得は5000萬元(約6億6650萬円)を超えた。村內の老人をかかえる家庭には必ず家政婦がおり、世界旅行を楽しむ老人もいるという。

周辺に住む人々の目には、同村は歐州への「跳び板」のように映っており、そこに住めば出國するのも容易になると思っている人も多という。(翻訳?編集/津野尾)

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