2010年5月28日、上海萬博事務(wù)局は、車椅子の優(yōu)先ゲートの利用を厳しく制限する意向を明らかにした。身體障害者を裝い、長い行列を尻目に車椅子で優(yōu)先ゲートから入館するなど悪質(zhì)なケースが相次いでいるためだ。

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同事務(wù)局によると、現(xiàn)在各パビリオンと優(yōu)先ゲートの利用基準の統(tǒng)一について話し合いを進めているところ。近日中に全パビリオン共通の利用基準として適用し、徹底したいとしている。萬博會場では車椅子の付き添いは1人までと決められているが、2?3人が付き添うケースや、身體障害者を裝い車椅子で入館した後、元気に歩き回る人などが続出し、苦情の聲が上がっていた。

事態(tài)を重く見た地元の大學(xué)生が上海市トップに直訴の手紙を送ったことで、マスコミでも大々的に取り上げられ、関心を集めるようになった。同事務(wù)局も「道徳的規(guī)範を守り、ルールを守らない行為は慎むよう」呼び掛けている。（翻訳?編集/NN）