2010年6月2日、中國(guó)の英字紙チャイナデイリー（電子版）は、鳩山由紀(jì)夫首相が辭任に追い込まれた原因は日本の親米メディアと米國(guó)だとする、中國(guó)社會(huì)科學(xué)院日本研究所の馮昭奎（フォン?ジャオクイ）研究員の解説を掲載した。

【その他の寫(xiě)真】

馮研究員の解説によれば、鳩山首相は就任前から沖縄の米軍普天間基地を宜野灣市から「県外」もしくは「國(guó)外」に移転させると約束していたが、今年4月あたりから日本のメディアが大々的に「中國(guó)の軍事力増強(qiáng)」に対する懸念を書(shū)きたてるようになった。これと同時(shí)に民主黨內(nèi)でも普天間移設(shè)問(wèn)題に対する意見(jiàn)が分かれるようになり、鳩山首相は同問(wèn)題に対する立場(chǎng)を変更せざるを得なかった。

馮研究員は、鳩山政権が様々な新政策を打ち出したにも関わらず、日本の親米メディアはこうした努力のマイナスの影響ばかりを報(bào)じたと指摘。地元で大規(guī)模な普天間県內(nèi)移設(shè)反対デモが開(kāi)かれたり、社民黨が連立政権から離脫したりするなどの混亂が生じたのも、こうしたメディアの助長(zhǎng)があったからだとの見(jiàn)方を示した。

また、今後の日本の政局への影響については、民主黨の方針や政策に大きな変化はないとしながらも、鳩山首相が掲げていた「友愛(ài)外交」路線が引き継がれるかどうかは分からないとした。（翻訳?編集/NN）