2010年6月1日、日本ポータルサイト最大手のヤフーと中國アリババグループのネット通販同國最大手、淘寶網(wǎng)（タオバオ）は、両社のサイトを接続して日中間で商品を相互に購入できるインターネット通販サイトをスタートした。

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ヤフーの孫正義會長、アリババグループの馬雲(yún)（ジャック?マー）會長ら両社首脳は東京都內(nèi)のホテルで1日共同記者會見した。孫會長は「日本と中國の経済規(guī)模は2020年には米國やEU（歐州連合）を抜いて世界一の規(guī)模となり、中國と日本を一つの経済圏にして協(xié)力すればさらに発展する」と強(qiáng)調(diào)。その上で、「日本企業(yè)150萬社のうち、たった2萬社しか中國に進(jìn)出していない。今回の共同事業(yè)により未進(jìn)出の企業(yè)をサポートすることができる」と語った。さらに「ヤフーとタオバオ合計(jì)で顧客數(shù)2億5千萬人、取扱高は3兆8千億円にも達(dá)しており、今年中に世界最大のネット通販サイトに成長する」と予測した。

マー會長は「タオバオとヤフーが組めば両社が（利益を享受できる）ウィンウインの関係が築ける。中日両國の中小企業(yè)に進(jìn)出の機(jī)會を提供したい」と語った。

日本のネット利用者は、ヤフーが新設(shè)したサイト「yahoo！チャイナモール」から約5千萬點(diǎn)の中國の商品を、中國の利用者は800萬點(diǎn)以上の日本の商品についてタオバオを通じて購入できる。

ヤフーの井上雅博社長は「中國の商品を、言語、決済、通関、配送などの障害をIT技術(shù)によって乗り越え、安心?安全に購入できるよう全力を挙げたい」と強(qiáng)調(diào)。中國製品についてはタオバオで一定の基準(zhǔn)を満たす出展者の商品だけを扱い、実際の商品を倉庫で確認(rèn)する。これにより、例えば中國製カシミアのマフラーが送料込みで通常の市販価格の6割引きの2千円程度で購入できるという。(編集/hy)