2010年6月2日に発表された「2010年就業(yè)青書」によると、中國で09年7月に卒業(yè)した新卒大學(xué)生の半年後の就業(yè)率は86．6％で、過去2年とほぼ同レベルだった。一方、初任給水準(zhǔn)は昨年に比べて上昇していることが分かった。人民網(wǎng)が伝えた。

【その他の寫真】

青書によると、大學(xué)卒業(yè)後半年経過した段階での09年の就業(yè)率（86．6％）は、08年卒（85．6％）に比べて1ポイント高かったものの、07年卒（87．5％）より0．9ポイント下がっており、大きな変化は見られなかった。ただし、この中では、就職せずに大學(xué)院に進(jìn)學(xué)する學(xué)生の増加と高等職業(yè)専門學(xué)校卒業(yè)生の就業(yè)率の伸びが目立った。

初任給（卒業(yè)半年経過後）は、「211院校（＝中國教育部が指定した21世紀(jì)の主要100大學(xué)）」の卒業(yè)生が08年比8％増の2756元（約3萬7200円）、その他の大學(xué)卒業(yè)生が同10％増の2241元（約3萬300円）、高等職業(yè)専門學(xué)校卒業(yè)生が同15％増の1890元（約2萬5500円）だった。ただ、前年の07年と比較すると、給與水準(zhǔn)は減少傾向。07年の初任給は、211院校が2949元（約3萬9800円、09年は07年比6．5％減）、その他大學(xué)が2282元（約3萬800円、同1．8％減）、高等職業(yè)専門學(xué)校が1735元（約2萬3400円、同8．9％増）で、高等職業(yè)専門學(xué)校卒業(yè)生の初任給のみが07年より増加したことになる。

高等職業(yè)専門學(xué)校卒業(yè)生の初任給の急上昇および就業(yè)率向上の好結(jié)果は、社會ニーズの変化に合わせた學(xué)校側(cè)の教育改革の成功によるとみられている。（翻訳?編集/HA）