衛(wèi)生のためごみ箱を撤去した韓國の公衆(zhòng)トイレ、かえってごみだらけに=韓國ネット「これだから後進國」「お隣の國では…」

Record China    2018年1月11日(木) 6時20分

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10日、韓國メディアによると、韓國で衛(wèi)生面の理由から公衆(zhòng)トイレの便器橫にあるごみ箱が撤去されたが、かえってごみだらけになってしまっている現(xiàn)狀が明らかになった。資料寫真。

2018年1月10日、韓國?朝鮮日報によると、韓國で衛(wèi)生面の理由から公衆(zhòng)トイレの便器橫にあるごみ箱が撤去されたが、かえってごみだらけになってしまっている現(xiàn)狀が明らかになった。

韓國行政安全部は昨年5月に公衆(zhòng)トイレなどに関する法律施行令を改正し、今年から公衆(zhòng)トイレの便器橫にあるごみ箱を撤去することにした。ごみにより発生する悪臭や害蟲を防ぎ、トイレを清潔に保つことが目的。韓國ではこれまで使用済みのトイレットペーパーを便器橫のごみ箱に捨てることが多かったのだが、今後は便器に流して女性トイレにはサニタリーボックスだけを設(shè)置、トイレのドアには「ごみ箱を撤去したので使用済みのトイレットペーパーは便器に流してください」などの利用案內(nèi)文を掲示することにしたのだ。

しかし、いざごみ箱を撤去してみると、ごみをどこにでも捨てる利用客が急増。サニタリーボックスや床にごみがあふれ、便器も頻繁に詰まるようになってしまったという。同紙はソウル?鍾路(チョンノ)にある公衆(zhòng)トイレの8日の様子について「トイレの個室の床に使用済みのトイレットペーパーが捨てられ、飲み殘しのテイクアウトコーヒーカップが2?3個放置されていた。うち1カ所はすでに便器が詰まり使用できなくなっていた」と伝えている。

これに先立ち、ソウル地下鉄でも「ごみ箱のないトイレ」の導(dǎo)入により同様の問題を経験していた。1?4號線では昨年8月と9月に男女トイレのごみ箱を順に撤去していったところ、便器が詰まった件數(shù)は7月の648件から8月には1049件、9月には1448件と2カ月で2倍以上に増加したという。原因はトイレットペーパー、ストロー、カード、プラスチックのふた(コーヒーカップ)の順に多く、中には食べ殘しのりんごや靴下、下著、攜帯電話や財布も出てきたそうだ。

改正施行令により、ごみ箱を変えない公衆(zhòng)トイレには100萬ウォン(約10萬5000円)以下の過料が科せられるのだが、便器の詰まりがあまりにも多いためにごみ箱をそのまま置いている所も多いという。

同紙の調(diào)査によると、鍾路區(qū)と中(チュン)區(qū)の公衆(zhòng)トイレ10カ所中4カ所は依然としてごみ箱が置かれていたとのこと。そのごみ箱もさまざまなごみであふれそうになっていたとされ、中區(qū)公園緑地課の関係者は「ごみ箱がある今でさえ1週間に1?2回は便器が詰まっており、すぐに廃止するのは困難」とし「1カ月間の広報活動の後、ごみ箱を撤去しようと考えている」と伝えている。

市民らの反応はというと、ごみ箱撤去に対し「衛(wèi)生的にいい」などおおむね肯定的な反応をみせているが、一方で「今でも『トイレットペーパーを便器に流すと詰まる』という認識が殘っているため、(ごみ箱を撤去しても)トイレがさらに汚くなるだけだろう」という意見も出ているという。

また、専門家から「公共トイレの利用マナーに対する市民意識の向上が優(yōu)先。制度だけでなく市民意識を変えられるよう政府や公共機関が積極的に広報に乗り出すべき」と助言の聲が上がる中、行政安全部の関係者は「完全に定著するまで3年ほどかかるとみている。公共機関と協(xié)力して広報キャンペーンを拡大する計畫」と伝えている。

これを受け、ネットユーザーからは「なんでトイレットペーパー以外の物を捨てるの?」「家ではトイレットペーパー以外の物を便器に捨てないくせに」とマナーの悪さに対する非難の聲をはじめ、「まだ未熟だということを自らアピールしているようなもの」「これだから後進國」など嘆き節(jié)が続出している。

他國関連のコメントも多く、日本については「お隣の國では公衆(zhòng)施設(shè)を利用した後にきれいにして出てくる人の姿を見た」、歐州については「歐州のように公衆(zhòng)トイレの利用料を取ろう」などの意見が寄せられた。

また、行政側(cè)に対し「市民意識に見合った行政をして。便器詰まりを直す人に何の罪があるの?」「まずは公衆(zhòng)トイレをきれいに利用する教育から行なうべき」などと提案するユーザーもいた。(翻訳?編集/松村)

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