2010年6月5日、身體障害者を裝うなど行列回避の“裏ワザ”が橫行する上海萬(wàn)博で一部のパビリオンが優(yōu)先ゲートの閉鎖措置を取ったことを受け、中國(guó)紙が「多くの常識(shí)ある中國(guó)人は恥ずべきことだと思っている」と報(bào)じた。海南省の南國(guó)都市報(bào)が伝えた。

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上海萬(wàn)博會(huì)場(chǎng)では車椅子の身障者を裝ったり、3歳以下のベビーカーに小學(xué)生を押し込めたりするなど、優(yōu)先ゲートの利用対象者への「なり済まし」が橫行している。こうした不正行為に各パビリオンも頭を悩ませており、優(yōu)先ゲートの利用を規(guī)制する動(dòng)きが見られるようになった。

スウェーデン館はすでに數(shù)日前から優(yōu)先ゲートを閉鎖。不正行為を防ぐ効果的な措置が見つかるまで閉鎖を続ける意向を示している。同館への入場(chǎng)者は1日平均延べ2萬(wàn)人だが、うち優(yōu)先ゲートからの入館者は5分の1にあたる延べ4000人に上っていた。ポーランド館も高齢者の利用を禁止、スペイン館も近く何らかの措置を取るとしている。

記事はこうした現(xiàn)狀に、中華文明や中國(guó)人が持つ謙虛さや禮儀正しさ、親切で客好きという本來(lái)の良さを「展示」出來(lái)ていないばかりか、日常生活のちょっとした悪習(xí)や自己中心的な側(cè)面ばかりをさらけ出してしまっていると指摘。ホスト國(guó)である中國(guó)がせっかくの大舞臺(tái)で一部の自國(guó)民によってイメージを臺(tái)無(wú)しにされたことに、大部分の常識(shí)ある中國(guó)人は恥ずかしい思いでいっぱいになっているはずだと強(qiáng)調(diào)した。（翻訳?編集/NN）