2010年6月10日、中國政府は一人っ子政策に違反し戸籍を保有していない子どもに、戸籍を與える方針を初めて明確化した。ラジオ局?中國之聲が伝えた。

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番組には中國社會科學院人口?労働経済研究所の張翼（ジャン?イー）研究員が出演。まもなく始まる第6回國勢調(diào)査についてコメントし、「第6回國勢調(diào)査戸籍整備活動プラン」で、一人っ子政策違反で戸籍を保有していない人を速やかに登録するよう定めていると明かした。

戸籍を保有していない人は、病院の出産証明などを參考に登録されることになる。正確な登録を擔保するため、病院は一人っ子政策違反を理由に出産証明の発行を拒否することは禁じられた。また河北省はあらゆる地方、企業(yè)?機関が一人っ子政策違反を理由に戸籍登録を拒否した場合、行政罰の対象にすることも明記した。

中國では一人っ子政策違反の処罰を恐れ、戸籍に登録しないまま生活している人が少なくない。こうした人々は國勢調(diào)査でも把握されないため、統(tǒng)計の信頼性を揺るがす問題となってきた。中國の全國國勢調(diào)査條例は、調(diào)査と行政は異なるものと定めており、行政罰と切り離すことで正確な統(tǒng)計を得ようとしている。（翻訳?編集/KT）