2010年6月10日、中國民政部は「2009年民政事業(yè)発展統(tǒng)計レポート」を発表した。それによると、09年末の中國の65歳以上の高齢者人口は、前年比3．22％増の1億1309萬人で、総人口の8．5％を占め、占有率は前年より0．2ポイント上昇した。また、60歳以上の人口は、同4．53％増の1億6714萬人で、総人口の12．5％を占めたことが分かった。中國新聞社が伝えた。

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同レポートによると、日々増加する高齢者のニーズに応えるため、政府の関連部門は有効な措置を積極的に採用し、高齢者サービスの分野?範(fàn)囲の拡大と併せて、都市?農(nóng)村部の高齢者問題の解決に當(dāng)たってきた。その結(jié)果、中國全土に09年末までに、高齢者向け法律援助センターが1萬9909か所（前年比11．6％増）、高齢者向け権利保護(hù)組織が13萬6000か所（同64．9％増）、高齢者向け學(xué)校が5萬9543か所（同49．6％増、學(xué)生數(shù)541萬5000人）などが設(shè)置された。

また、各種高齢者向け福祉サービス機(jī)構(gòu)は、08年より908か所増加して3萬8060か所となり、ベッド數(shù)は前年比9．1％増の266萬2000床となった。內(nèi)訳は、都市部の高齢者向けサービス機(jī)構(gòu)が5291か所（ベッド數(shù)49萬3000床）、農(nóng)村部のサービス機(jī)構(gòu)が3萬1286か所（ベッド數(shù)208萬8000床）、その他のサービス機(jī)構(gòu)が1483か所となっている。

民生部は同時に、各地で高齢者向け補(bǔ)助制度の確立を推奨しており、黒龍江省、江蘇省、湖北省、重慶市、甘粛省の5か所をモデルケースとして、高齢者基本サービスシステム建設(shè)プロジェクトをスタートさせた。さらに同部は、「高齢者サービス機(jī)構(gòu)基本規(guī)範(fàn)」と「高齢者在宅ケア基本規(guī)範(fàn)」の2つの國家基準(zhǔn)を制定するとともに、「高齢者養(yǎng)護(hù)施設(shè)建設(shè)基準(zhǔn)」と「高齢者デイケアセンター建設(shè)基準(zhǔn)」を作成し、関連委員會?部門へ報告した。（翻訳?編集/HA）