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11日、北京大學メディア研究者の王錦思氏はブログに記事「中國サッカーは日本?韓國?北朝鮮を見習え」を掲載した。寫真は武漢市のバーやサッカーくじ販売店に集まり、W杯を観戦する中國サッカーファン。
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2010年6月11日、北京大學メディア研究者の王錦思(ワン?ジンスー)氏はブログに記事「中國サッカーは日本?韓國?北朝鮮を見習え」を掲載した。以下はその抄訳。
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古代のサッカーは「蹴鞠」と呼ばれ、その起源は紀元前770年、中國の斉にまでさかのぼることができる。その後、「蹴鞠」は歐州へと伝わった。19世紀になり英國は現(xiàn)代サッカーを成立させた?,F(xiàn)代サッカーがアジアに伝來するのは1873年、英國海軍が日本に伝えたのが始まりだった。
世界ナンバーワンスポーツと呼ばれるサッカー。日中韓はほぼ同時期にプロリーグをスタートさせたが、今や中國は日韓に大きく遅れている。ここ2年間、中國クラブは國際大會(アジアチャンピオンズリーグ)で敗北を繰り返したが、近視眼的な體制、審判買収、八百長などの問題と無関係ではないだろう。
トウ小平はサッカーの発展は少年時代の育成から始めねばならないと話していたが、中國の問題はまさにこの點にある。2000年時點で日本の登録選手數(shù)は85萬人、韓國は35萬人、中國はわずか3萬人に過ぎない。また日本からは數(shù)萬人がブラジルにサッカー留學しているというが、中國はわずかに數(shù)十人しかない。また韓國はドイツ、日本はブラジルをモデルとしているが、中國はブラジル、ドイツ、セルビアと學ぶ対象を次々と変え、結局自分のスタイルを作れないでいる。
日韓との差は経済力にあると考えるならば、北朝鮮は間違いなくその反証と言えるだろう。獨自のプロリーグを持っていない北朝鮮だが、主力選手はJリーグ、Kリーグをはじめ他國でプレーし、レベルを大幅に引き上げた。
「恥を知ることは勇に近い」と言う。日韓が科學技術、経済力同様、サッカーも學ぶことで成長を遂げた。南アフリカW杯を機會に、中國サッカーも傲慢さを捨て、世界の強國に、近隣の日本?韓國?北朝鮮に學ぶべきだ。そうしてこそ初めてW杯に出場し、強國と対戦する希望があると言えるだろう。(翻訳?編集/KT)
●王錦思(ワン?ジンスー)
吉林省出身、北京在住の元ジャーナリスト。北京大學でメディア學を?qū)煿?。日中歴史問題や抗日戦爭史を研究課題としている。著書に「日本行、中國更行」。
※本記事は筆者の承諾を得て掲載したものです。
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