2010年6月14日、シンガポール華字紙?聯(lián)合早報(bào)（電子版）は、中國(guó)人ブロガーによる記事「日本人の仕事に対する姿勢(shì)を見(jiàn)習(xí)おう」を掲載した。トヨタのリコール問(wèn)題などで「メイド?イン?ジャパンの神話(huà)は終わった」と聲高に叫ぶ中國(guó)のマスコミや専門(mén)家に「無(wú)知とは恐ろしい」と反論している。以下はその內(nèi)容。

【その他の寫(xiě)真】

筆者は小さな會(huì)社の中間管理職だ。最近中國(guó)のマスコミでは「メイド?イン?ジャパンの神話(huà)崩壊」などがしきりに騒がれているが、現(xiàn)場(chǎng)の人間から言わせるとまだまだ甘い。中國(guó)が日本にどれくらい遅れているか。例えば技術(shù)的なことなら具體的に何年と言えるかも知れないが、仕事に対する責(zé)任感や真面目な姿勢(shì)は「何年」どころではない。筆者は民族性の違いを痛感させられたところだ。

電子機(jī)器を製造しているわが社に日本から監(jiān)査員がやって來(lái)た。朝は8時(shí)には出勤、帰るのは夜中の12時(shí)過(guò)ぎという激務(wù)だ。年齢は50?60歳位だが、疲れた様子は見(jiàn)せない。監(jiān)査に同行する我々は疲れたら交代すれば良いが、彼はそうはいかない。だが、食事や休憩時(shí)間以外に座ってお茶を飲む姿などは全く見(jiàn)られなかった。チェックの仕方も細(xì)かく丁寧。今までデルやアップルなどの監(jiān)査も入ったが、これほどじっくり見(jiàn)るのはこの日本人が初めてだ。

日本人は「5S」が徹底されていない工場(chǎng)からは良い製品は生まれないと考えている。この監(jiān)査員の仕事ぶりを目の當(dāng)たりにして思ったのは、技術(shù)面はさておき、管理面では少なくとも中國(guó)は日本に10年以上の遅れをとっているということ。中國(guó)企業(yè)は、今は発展の波に乗っているが、ずさんな管理を続ければこの勢(shì)いは長(zhǎng)くは続かないだろう。それどころか、日本企業(yè)のライバルを名乗る資格すらないように思う。

中國(guó)人も大きなスローガンばかり掲げていないで、まずは毎日の仕事を真面目にコツコツとこなすべきではないか。中國(guó)の反日青年諸君は「日本人なんかに學(xué)べるか」と反感を覚えるかも知れないが、日本人より良い暮らしがしたければ、まずは日本人以上に汗を流して働くことが必要だと思う。（翻訳?編集/NN）