2010年6月16日、中國(guó)の詩(shī)人?葉匡政（イエ?クアンジョン）氏がサッカー北朝鮮代表についての記事を中國(guó)のブログサイト?捜狐博客に発表した。以下はその概略。

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ワールドカップ（W杯）南アフリカ大會(huì)の北朝鮮対ブラジルの試合を見(jiàn)て、3年で米英を追い越せとうたった「大躍進(jìn)」時(shí)代のスローガンを思い出した中國(guó)人は多いだろう。北朝鮮がブラジルからもぎ取った1點(diǎn)は、案の定中國(guó)全土の注目を集めた。北朝鮮選手の気持ちを最も理解しているのは恐らく中國(guó)人だろう。なぜなら、われわれも今の北朝鮮と同じような時(shí)代を経てきたからだ。もっとも、選手たちが國(guó)から「3年で英獨(dú)を追い越せ」と言われているかどうかまでは分からないが。

サッカーで帝國(guó)主義と反動(dòng)派を倒すことが、北朝鮮の壯大な夢(mèng)だった。そして、1966年イングランド大會(huì)でアジア勢(shì)初の8強(qiáng)入りを果たすという快挙を遂げ、夢(mèng)に大きく近づくのである。英國(guó)人に「赤い蚊」というニックネームを付けられるほど、全世界を驚愕させた彼らだったが、深刻な食糧危機(jī)などの影響により、それ以上の躍進(jìn)は続かなかった。

移動(dòng)の車(chē)の中でも「金日成（キム?イルソン）語(yǔ)録」を手放さない選手たちの姿は、かつての中國(guó)人の姿と重なる。W杯に出場(chǎng)した他の31チームと比べ、彼らの思想や価値観は間違いなく別世界をさまよっている?！袱郡趣▔勖?0年縮まっても勝ちたい」という闘爭(zhēng)心が彼らの試合に全く違う意味合いをもたらし、悲壯な色に染めているのだ。彼らの姿に何とも言えない気持ちにさせられた中國(guó)人は多いだろう。

北朝鮮選手の苦労に耐え忍ぶ姿や純樸そうな顔を見(jiàn)るたび、深い同情の念に駆られる。ちょうどわれわれの親世代が同じような感じだった。中國(guó)でも70年代に「われわれの向かうところ敵なし。米國(guó)はわれわれを恐れている」というような勇ましい反米革命歌が流行したが、今の中國(guó)人はもちろんそんな馬鹿げたセリフは吐かない。だが、北朝鮮にいる彼らにとっては、これこそが真の心の聲なのかもしれない。（翻訳?編集/NN）