2010年6月16日、中國を2002年日韓W杯に導(dǎo)いた経歴を持つ名監(jiān)督ボラ?ミルティノビッチは、中國語ブログで「アジアを誇りに思う、北朝鮮のグループリーグ突破はやはり困難」と題した記事を発表した。以下はその抄訳。

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15日、ヨハネスブルクには寒波が襲來、気溫は零下を記録した。風(fēng)も強(qiáng)く、夜には肌に刺さるよう。それでもこの日の試合には行かざるを得なかった。W杯を5度制したブラジルと44年ぶりにW杯に出場した北朝鮮の一戦は素晴らしい試合になるだろう。寒風(fēng)の中でも私の心は次第に溫まっていき、北朝鮮にエールを送った。

王者ブラジルに対する北朝鮮の戦術(shù)は的を射たものだった。密集してディフェンスし、カウンターを狙う。これは唯一の選択肢だろう。引き分けでも素晴らしい結(jié)果だ。しかしさすがブラジル、先制ゴールを挙げたマイコンのシュートは天才にしか放てないもの。それでも北朝鮮の紀(jì)律の厳格さ、意志の強(qiáng)さには喜びを覚えた。0対2とリードされている狀況で、相手の気のゆるみをつき、ゴールを挙げた。北朝鮮は敗北こそ喫したものの、栄譽(yù)を手にしたのだ。

ここまでの試合を見るに、韓國、日本、北朝鮮の東アジア3國は素晴らしい戦いを見せている。私はアジアサッカーを誇りに思う。W杯前、多くの人がアジアのレベルは世界とはほど遠(yuǎn)いと考えていた。しかしその距離は思うほどには離れていない。みなが努力すれば、アジアサッカーはよりよく改善されるだろう。

北朝鮮が所屬するG組は、ブラジル以外にもポルトガルとコートジボワールという強(qiáng)國がいる。グループリーグ突破はきわめて困難だが、勝ち點(diǎn)1、あるいはあと何ゴールか決めるだけで十分な結(jié)果だと言える。ブラジルのグループリーグ突破は間違いない。北朝鮮との第一戦でブラジルはゆっくりと狀態(tài)を上げていた。ドゥンガ監(jiān)督も今、ピークにはなってほしくないと考えているだろう。2対1という結(jié)果はブラジルにとっては、いい警告になった。（苦戦したとはいえ）ブラジルはやはり優(yōu)勝候補(bǔ)の筆頭だ。（翻訳?編集/KT）