＜速報＞気象衛(wèi)星「風雲(yún)2號D」軌道への投入成功 オリンピックでも活躍予定―四川省西昌市

2006年12月8日、北京時間の午前8時53分、四川（しせん）省西昌（シーチャン）衛(wèi)星発射センターから、キャリアロケット「長征3號甲」による気象衛(wèi)星「風雲(yún)2號D」の打ち上げが行われ、予定通り軌道に乗せることに成功した。

【その他の寫真】

この「風雲(yún)2號D」と、現(xiàn)在順調に運航している「風雲(yún)2號C」の気象衛(wèi)星、これら2つの衛(wèi)星からの映像を合わせると、地表の立體的な観測が実現(xiàn)できるという。

今回打ち上げられた気象衛(wèi)星「風雲(yún)2號D」は、中國航天科技集団會社に所屬する上海航天科技研究院を中心に開発されたもの。この衛(wèi)星はどんな天候の場所でも、地球の気象観測が連続で可能だという。衛(wèi)星は高さ1．6m（アンテナを含むと3．1m）、直徑2．1mの円柱體をしており、重さは1．39t。利用者は中國の気象局である。

衛(wèi)星の総設計士、上海航天技術研究院の李卿（リーチン）研究員は、メディアの取材に対し『気象衛(wèi)星「風雲(yún)2號D」には、2008年北京オリンピックの気象を観察するという重要な任務がある。萬全の態(tài)勢でオリンピックへのサービスを提供する』とコメントした。