2010年6月16日、中國銀行業(yè)監(jiān)督管理委員會は、2009年度のリポートで、2010年は不動産業(yè)界向け融資で信用リスクが高まるとの見方を示した。銀行に対し注意を呼び掛けている。中國と香港のメディアが伝えた。

【その他の寫真】

リポートによると、銀行の個人住宅ローンの審査が散漫になる可能性がある。また、不動産開発向けの融資も貸し倒れリスクが強(qiáng)まる可能性があるとして、不動産融資の管理を強(qiáng)化するよう求めた。また、四半期ごとのストレステスト報告を主要銀行に引き続き求める考えを示した。

2009年は銀行の新規(guī)融資が9兆5900億元、前年同期比31．7％増と10年間で最多だった。経済構(gòu)造の調(diào)整が進(jìn)む中、2010年は一部融資に実質(zhì)的な損失が生まれる可能性が高まったという。中國の09年末現(xiàn)在の不動産融資額は前年同期比38％増の7兆3300億元だった。（翻訳?編集/東亜通信）