2010年6月18日、雲(yún)南省紅河ハニ族イ族自治州政府広報(bào)室が記者會(huì)見(jiàn)を開(kāi)き、「ハニ族の棚田（たなだ）」が國(guó)際連合食料農(nóng)業(yè)機(jī)関（FAO）の定める世界農(nóng)業(yè)遺産への申請(qǐng)?登録に成功したと発表した。19日付で雲(yún)南網(wǎng)が伝えた。

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「これで今年のように100年に1度といわれる大干害に見(jiàn)舞われても、大部分のハニの棚田は常に新しい苗を植えることができる」と記事は評(píng)した。14日、同自治州政府は北京市內(nèi)で國(guó)連食料農(nóng)業(yè)機(jī)関から世界農(nóng)業(yè)遺産の保護(hù)認(rèn)定書(shū)授與式が行われたという。

ハ二の棚田は主に同自治州の元陽(yáng)県、紅河県、緑春県、金平県に分布し、総面積は5萬(wàn)4667ヘクタール、棚田の段數(shù)は最も多いもので3700段にもなるという。開(kāi)墾からの歴史は1300年を超え、その獨(dú)特な灌漑方式と古くからの農(nóng)業(yè)生産方式によって、河川、棚田、村、森林が一體となった原始農(nóng)業(yè)的な生態(tài)系を保持しているといわれる。その大地の生命力に満ちた壯大な景観は、世界でも類(lèi)を見(jiàn)ない。

國(guó)連食料農(nóng)業(yè)機(jī)関は02年から「世界農(nóng)業(yè)遺産」の保護(hù)に取り組み始めており、中國(guó)國(guó)內(nèi)における世界農(nóng)業(yè)遺産への指定は浙江省の青田県の「稲田養(yǎng)魚(yú)」に続き、2例目となる。（翻訳?編集/津野尾）