2018年1月10日、「2030年ごろには中國(guó)のアジアや日本に及ぼす経済波及効果が米國(guó)を圧倒する」と日本メディアが報(bào)じたことが、中國(guó)でも話題となっている。

中國(guó)メディアの參考消息網(wǎng)によると、日本経済新聞はこのほど、「米國(guó)依存だったアジアの経済構(gòu)造が大きな転換期を迎えている。2030年ごろには中國(guó)のアジアや日本に及ぼす経済波及効果が米國(guó)を圧倒し、域內(nèi)経済の『中國(guó)化』が加速しそうだ」と指摘。東南アジア諸國(guó)連合（ASEAN）からの中國(guó)向け輸出額はリーマン?ショック後の10年に米國(guó)向けを逆転し、16年は1430億ドルと米國(guó)向けを9％も上回ったこと、日本も17年は11月までを累計(jì)した対中輸出が13兆3842億円と、これまでのピークだった14年の実績(jī)を上回り、最高を更新したことを紹介し、専門家の試算として「30年に中國(guó)の東南アジアや日本への経済波及効果は15年の1．8倍になり、米國(guó)より4割も大きくなる」と伝えた。

これについて、中國(guó)のネット上には「祖國(guó)がますます強(qiáng)大になったことを祝おう」「30年まで待つ必要はない。米國(guó)を圧倒する日はもう間もなくだ」と得意げなコメントが寄せられている。

また、「最近の日本メディアはやけに中國(guó)寄りだが、どうも慣れない」と戸惑いを見(jiàn)せる人や、「この記事が、すべての日本人の対中認(rèn)識(shí)を表しているわけではない」という聲もあった。

ほかに「TPPから離脫した米國(guó)に警戒心を呼び起こさせようとする意図があると思う。日米が連攜して中國(guó)をけん制すべきだということを分からせるためにね」と指摘する人もいた。（翻訳?編集/柳川）